インフラエンジニアのVPS徹底比較

「WebARENA VPSクラウド」のおすすめポイント

WebARENAのVPSには、下記の２つのサービスがある。
・スケールアップ型VPS　WebARENA SuiteProV4
・スケールアウト型VPS　WebARENA VPSクラウド
※VPSエントリーというサービスもありましたが、現在は申込みを終了しております。

■WebARENA VPSクラウドのおすすめポイント

・複数台構成ができ、さらにスケールアウト機能がある
・負荷分散装置(ロードバランサー)でインスタンスの冗長化と負荷分散が可能である
・I/Oを気になるシステムでもWebAREA VPSクラウドならのSSDタイプとHDDタイプから選べる
・インスタンスのマシンイメージを保存するバックアップオプションがある
・早期障害検知のためのシステム監視（ポート監視、URL監視）がある

※その他「WebARENA VPS」のサービス内容・機能比較もご確認ください

複数台構成ができスケールアウトも可能

他のVPSでは、複数台構成ができないことが多いが、「WebArena VPSクラウド」なら複数台構成ができる。
さらに、スケールアウト機能もあるので、突然のアクセス増にもオンラインでスケールアウトが可能である。 そのため アクセス最大数を見積もった構成ではなく、状況に合わせてサーバ台数を決めることができるのでコストダウンにも繋がるかも。

稼働中のプラン変更ができるため、アクセス数に合わせて適切なプランを選択することで、不要な出費を抑えることができます。
「WebARENA VPSクラウド」のプランごとに最大仮想サーバ数が設定されています。

複数台構成が可能なVPS業者の比較記事はこちら「複数台構成が可能なVPS業者比較」へ

負荷分散装置(ロードバランサー)でインスタンスの冗長化と負荷分散が可能である

「WebArena VPSクラウド」は、ロードバランサで複数のインスタンス（仮想専用サーバ）への負荷分散が可能なスケールアウト型のVPSサービスです。
またロードバランサがあるので、負荷分散だけでなく冗長化されるためシステムの信頼性も向上します。
複数台構成ができるVPS業者の中で、ロードバランサ機能がないサービスがありますが、「WebArena VPSクラウド」なら一からロードバランサを構築する 必要がなくオプションで用意されている。

I/Oを気になるシステムでもWebAREA VPSクラウドならのSSDタイプとHDDタイプから選べる

VPSやクラウド環境などの仮想環境でサーバを稼働させる際に気になるのが、I/O負荷によるレスポンス劣化です。
「WebArena VPSクラウド」では、ストレージタイプとして、HDDタイプだけでなく、高パフォーマンスが期待できるSSDタイプも用意されています。
SSDタイプを選択すれば、負荷の高いDBサーバでも安心できます。

インスタンスのマシンイメージを保存するバックアップオプションがある

インスタンスのマシンイメージを保存するバックアップ領域を提供するオプションサービスがあります。 バックアップ領域は、コンテンツを保存している筐体とは別の外部ストレージとなっており、イメージデータ損失のリスクが低いです。
バックアップオプションサービスで、バックアップしたマシンイメージをテンプレートにマシンイメージの複製をする「クローン」が利用可能になり、 サーバ増設時の手間が省けます。

早期障害検知のためのシステム監視（ポート監視、URL監視）がある

24時間365日でシステム(Webサイト)の可用性を監視し、問題を早期に検知することができます。
他社のVPSでは、システム監視（ポート監視、URL監視）がないことが多いですが、「WebArena VPSクラウド」のシステム監視で長時間の停止や営業収益の損失を未然に防ぐ事ができます。
■システム監視
・ポート監視
・URL監視
　※URL監視は、他の監視より正確に正常稼動の確認ができます。 　URL監視サービスをサポートするVPSはないです。

WebAREA VPSとVPSクラウド比較

WebARENAの仮想専用サーバには、VPSとVPSクラウドがあります。それぞれの比較を下記に示します。
・WebAREA　VPSの概要
　大容量のデータ動画配信、企業のサーバ、DBサーバなどに利用されている。

フェイルオーバやバックアップなど信頼性も高いうえ、リソース変更も自由自在で、本格的なサーバ運用に対応可能

・WebAREA VPSクラウドの概要
　大規模キャンペーンサイトやスケールアウトの見込みが高いサイトの運営に最適

突然のアクセス増にもオンラインで即時スケールアウトが可能。自由な設計プランで大規模なキャンペーンサイトにも利用可能

比較項目	VPS(SuitePRO V4)	VPSクラウド
ウィルスチェック	○	○
迷惑メールフィルタ	○	○
独自SSL	○	○
Web改ざんチェックサービス	○	○
フェイルオーバー機能	○	×
リソース変更	○	×
稼働率 100%保証	○	×
ロードバランサ	×	○ 複数台数OK
SSD	×	○
費用	初期費用：5,250円 月額費用:8,400円~	初期費用：0円 月額費用:2,520円~

※税抜価格

WebARENA VPSクラウドの評判・評価(辛口評価)

WebARENA VPSクラウドの評価できる点

・複数台構成が可能VPS
　複数台構成だけでなく、ロードバランサ機能が備わっているので、一般的なクラウドサービスに より近く、自由にシステム構成ができます。

・ストレージとしてSSDが選べる
ストレージとしてSSDが選べるので、I/O負荷が多いDBなどでもパフォーマンスの ボトルネックとならず稼働させることが可能です。

・URL監視で正常確認ができる
ポート監視やプロセス監視では、プロセスのハングアップ等の障害を検知できません。しかしURL監視であれば、そのような状態も 障害検知することができます。また監視URL対象のページをDB接続するページにすれば、 WEBとDB連携の監視にもなり、より正確な監視が実現できます。他のVPS業者では、URL監視はないことが多いです。

WebARENA VPSクラウドの注意点

・稼働可能なOSがCentOS6のみである
「WebArena VPSクラウド」で稼働可能なOSはCentOS6のみです。
他のOSに慣れている方は、CentOS6のノウハウを修得する必要があります。
しかしCentOS6は、サーバとして実績が多いOSであるため、覚えて損をすることはないでしょう。

・別システムのマウントができない
mountコマンドを用いて別のファイルシステムをマウントすることは出来ません。
またNFSサーバーなどカーネルモードで動作するサービスを使用することは出来ません。

・仮想化エンジンとしてOpenVZとKVMを採用している
OpenVZの場合、仮想専用サーバー(VPS)が収容されているホストのswap領域を使用することができるが、仮想専用サーバー(VPS) 上にswap領域を設定することは出来ません。 
KVMの場合は、上記問題は発生しません。

WebARENA　VPSクラウド　概要

インスタンスタイプ	SSDタイプ	HDDタイプ
メモリ	6GB	6GB
CPU	仮想6コア	仮想4コア
ディスク容量	SSD100GB	HDD40GB
回線速度	2Gbps共有
IPアドレス	１つ
データ転送量	無制限
仮想化エンジン	KVM
OSの種類	CentOS6/7, Debian7
初期	初期費用無料
月額	WebArenaVPSの月額費用はプラン数により異なる
詳細・申込	WebARENA(VPSクラウド)

※WebARENA SuitePROのお得なキャンペーン情報


■VPSクラウド月額基本料金

メニュー	プラン数	月額費用 (1台あたり)	作成可能 インスタンス数
プラン100/200	100	3,600円	1/2
プラン300~1000	300	3,240円	3~10
プラン1500/2000	1500	2,520円	15/20

・WebARENAクラウドのサイトへ